第47回「仙台市社会福祉大会」参加報告
去る2012年8月31日(金)に、仙台市民会館大ホールにて開催された「仙台市社会福祉大会」にご招待いただき、参加させていただきました。
- 参加の経緯
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「民間篤志家で、多額の物品を寄付され社会福祉事業に多大の貢献をされた方々」の1団体として、仙台市社会福祉協議会会長より感謝状を頂戴する運びとなりました。
先の東日本大震災におけるビブス.jpの活動に評価をいただいた形となります。
- 佐藤大介氏(東北大学災害科学国際研究所准教授)の講演
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◆古文書から見る蔵王の災害事例
蔵王は江戸時代、約10年おきに26回噴火しました。特に1833~1843年は、長期間に渡る凶作も重なった大変な時代でした。
◆飢饉による被害拡大の原因
冷害と領主の悪政が原因と言われていますが、決してそれだけで被害拡大が起こったわけではなく、
飢饉で需要が増す中、在庫が少ない米を転売して儲けるなどの利益欲と消費欲、社会全体の状況変化が主な要因と言えます。
◆飢饉からの復興
民間の備蓄制度を作り、米やお金を積み立て社会事業に活用するなど、
それぞれが自助・公助の精神を持ち、行動につなげていくことで厳しい状況を乗り越えていきました。
古来より災害を乗り越えて来た東北・蔵王の人々の知恵と精神は、現代の災害復興にも大いに役立つものです。
災害復興には公的機関・民間団体・個人の連携と協力が欠かせません。災害復興を支援する一企業として、また一つ勉強させていただきました。
- 大会を終えて
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社会福祉大会とのことで、当日は震災復興支援に限らず、地域の福祉に貢献された方々が多く表彰されていました。
民生委員として貢献された方、老人ホームや保育所などの民間社会福祉事業で貢献された方、ボランティア活動で貢献された方。様々な方々が日々、地域福祉や住み良いまちづくりに貢献されているのだと気付かされました。
我々ビブス.jpも、我々ならではの形で今後も社会に貢献していく所存です。引き続きご愛顧のほど、何卒よろしくお願いいたします。
- 参加団体
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仙台市長 奥山恵美子氏、社会福祉法人仙台市社会福祉協議会、仙台市共同募金委員会、財団法人仙台市障害者福祉協会、社会福祉法人仙台市手をつなぐ育成会、
仙台市民生委員児童委員協議会、赤十字奉仕団仙台市地区本部委員会、仙台市母子寡婦福祉連合会、仙台市ほほえみの会(里親会)、社団法人仙台市老人クラブ連合会、
仙台市ボランティア連絡協議会、その他 社会福祉事業関係団体・民間支援団体
実際に仙台の町を訪れてみると、市街地だからということもあるでしょうが、力強く復興が進んでいることを実感いたしました。
しかしながら、目を凝らしてみれば所々に震災の爪痕があり、目に見えないところでは多くの苦労があることは想像に難くありません。
表彰をいただいたことで、震災復興と社会貢献に対して「更なる努力を重ねていかなければならない」と決意も新たにしております。
防災や震災復興支援のご相談、その他、気になることがございましたら、お気軽にビブス.jpまでご相談ください。
災害復興支援ビブス提供のご案内
東日本大震災復興支援目的でのご注文に限り、通常価格よりもディスカウントしてビブスをご提供させていただきます。スポーツ用の丈夫なビブスです。識別用としてご活用ください。詳しくはご相談ください。
- 対象ビブス
- 通常ビブス(生地質・柔)、ビブス(ゴムバンド付き)
- 対象ビブスカラー
- 赤、青、黄色、オレンジ、緑、白、スカイ、紫
- 対象サイズ
- XXL、XL
※納期優先でお届けさせていただきますので、生地質やプリントに若干の差違が発生する可能性がございます。何卒ご了承ください。
活用事例
導入事例
現在、下記のようなご使用をいただいております。
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福井県医師会様
福井県からの医師団派遣の際、「医師」「看護師」「連絡員」「JMAT福井県医師会医療救護班」などプリントしたビブスを着用いただき、識別用としてご使用いただきました。
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仙台市福祉協議会様
災害地域内で結成されたボランティアセンターのスタッフ用に、「仙台市災害ボランティアセンタースタッフ」とプリントしたビブスを作成させていただきました。識別用でご使用いただいております。