タイ-日本 ろう学校サッカー交流会
タイでサッカー指導者として活躍する相原ユタカさん、東日本ろう者サッカー協会様、私達ビブス.jp、そして理念に賛同いただいた企業様で、日本とタイのハンディキャップのある子供達のサッカー交流会を定期的に開催しています。
賛同企業へのアプローチ、資金集め、宿泊施設や交通機関の手配、引率スタッフの派遣、ビブスやユニフォームの作成など、多岐にわたって支援を行っています。
なぜ交流会を開くのか
私たちビブス.jpは、ビブスやユニフォームを作成する自社工場を、タイのバンコクに有しています。
現在そのタイオフィスで準社員として在籍している相原豊氏との出会いが、今回の企画の第一歩となりました。
障害者サッカーチームの指導者を目指していた相原豊氏。彼自身も左腕の欠損障害があります。
なぜ障害者チームの指導者を目指したかというと、健常者よりも、障害を持っている人が指導した方が伝えられることが多いと考えたからです。
様々な施設や学校をあたりましたが、結局日本国内で指導できる場を見つけることができませんでした。担当者から、あなた何者?と聞かれることも多くありました。
サッカープレイヤーだった自分がその問いに答えを出すならば、これしかない。
単身海外に渡り、タイ・バングラデシュ・ウガンダ・モンゴルで、プロサッカープレイヤーとして活躍してきました。
2012年には、アンプティサッカー日本代表ゴールキーパーとして国際大会にも出場しました。
あなた何者?と聞かれ、今は「元プロサッカー選手です。」と答えられる。
みんな段々、話を聞いてくれるようになり、現在はタイのろう学校や孤児院で、サッカー教室を行っています。
相原豊氏の活動に感銘を受け、支援に積極的な弊社がお手伝する形で、このような交流企画が立ち上がりました。
現在は東日本ろう者サッカー協会様にも、活動のご協力をいただいています。
障害を持っているからといって諦めず、自由に夢を持って欲しい。そして、夢が実現できるようとことん打ち込んで欲しい。そうすれば道は拓ける、可能性が広がることを知って欲しい。
これが、ろう学校サッカー交流会に乗せた、相原豊氏と東日本ろう者サッカー協会様、そして弊社の想いです。
開催歴
第1回 サッカー交流会
開催日時 |
2014年10月11日(土) 東京都立大塚ろう学校 2014年10月12(日) アディダスフットサルパーク たまプラーザ |
参加者 |
東京都立大塚ろう学校の生徒・父兄様と先生方、アディダスフットサルパークとたまプラーザのスクール生・父兄様・スタッフの方々、タイろう学校の生徒・引率の方々 |
協賛 |
東急スポーツシステム株式会社様 |
備考 |
タイの子ども達が着用するサッカーユニフォームを作成。活動に賛同いただいた企業や団体様に感謝し、ユニフォームにスポンサーロゴをプリントいたしました。 |
第3回 サッカー交流会
開催日時 |
2016年8月29日(月) FC東京小平グランド |
参加者 |
FC東京のスクール生・父兄様・スタッフの方々、日本のろう学校生徒の方々、タイろう学校の生徒・引率の方々 |
協賛 |
東京フットボールクラブ株式会社様 |
備考 |
タイの子ども達が着用するサッカーユニフォームを作成。活動に賛同いただいた企業や団体様に感謝し、ユニフォームにスポンサーロゴをプリントいたしました。 |
交流会の開催で期待できる効果
地域活動の新しい形を創造
将来の展望
未来を見据えた交流
1. 東南アジア諸国間の交互開催
タイから日本へという一方通行ではなく、ゆくゆくは東南アジア諸国全体で交互開催していくことを検討しています。
様々な国と定期的に交流していくことで、子どもたちにも大きな刺激があるはずです。
2. 文化交流や地域交流への発展
サッカーやフットサルの交流会がきっかけとなり、東南アジア諸国の文化交流や地域交流に発展していければと思っています。
活動が持続できれば、地域を巻き込んだ交流ができるのではないかと思っております。