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「試食」は、実際に商品を食べてもらうことで購買意欲に繋げる商法です。顧客は安心して商品を購入できるから良いのですが、果たして本来の成果を発揮できるのでしょうか?
新しい商品を販売する際には、何かしらのプロモーションを行うのが普通です。そして食品の場合には、その良さを分かってもらうために「試食販売」を行います。実際に食べてもらうことで、商品の良さを分かってもらうという方法です。
お店側は最低限のコストでプロモーションを行うことができ、顧客側は実際に食べて味などを把握した上で商品を安心して購入することができるといったように、理にかなったコストパフォーマンスの良い方法であると言えます。
しかし、試食販売のスタッフ以外だと、その商品について把握していないことが多いです。顧客はせっかく商品について購買意欲が増したというのに、それを確認するためのスタッフが誰なのかを正確に把握することができません。
一般的に、試食販売のスタッフはエプロンをしていることが多いです。しかし、背面からではエプロンを視認することが難しく、どの角度からでもエプロンを視認できるかといえばその限りではありません、せっかくの試食販売というプロモーションを、最大限に活かせない可能性があるということです。
作成のポイントとしては、店名を大きく記載することです。逆に言えば、それ以外の文字は記載しないほうが無難であるということです。これにはいくつかの理由があります。
まず、流用ができるということです。店舗名と大元の企業名くらいであれば、試食販売のスタッフ用以外にも使い道があります。例えばキャンペーン用など、店舗に関わるイベントなどで使用することができます。そこに「試食販売」と明記してしまうと、試食販売用のスタッフしか着用できなくなってしまいます。
二つ目に、試食販売のスタッフが速やかに別の業務に移れないからです。試食販売と明記したビブスを着用していると、試食販売のスタッフであることは明記できても、それ以外の仕事はこなしていないように見えてしまいます。職場によっては、速やかに別の業務に携わらなくてはならないこともあります。そういった際に、ビブスを脱ぐことができるかどうかは怪しいです。そのため、試食販売のスタッフであることを明記しないほうが無難です。
そうなると、試食販売のスタッフであることをビブスだけでは視認することができなくなります。しかし、通常のスタッフとの差別化は容易に可能になります。来店客としては、「試食販売のスタッフを識別したい」という目的がありますが、結局のところ、「通常のスタッフと区別できれば問題ない」という結論に至ることが多いです。そのため、ビブスに印字されている文字で識別しなければならない根本的な理由はなくなるのです。なので、文字を印字することで使い勝手を悪くする必要はないと言えます。
色に関しては、制服の保護色にならなければ問題ありません。ただし、制服の保護色にならない限りで、企業のイメージカラーがあれば、それを採用することでより効果的になると言えます。